※平成19年・日本消費者協会調べ

ポイント2

Q:「お葬式って結局、いくらかかるの？」

A:見積書と請求書の差額を事前に予測しましょう。

1. お葬式の費用は、実際に行ってみると、葬儀参列者が予想以上に多かったり、あるいは少なかったりして、当初の見積金額との間の差額が生じます。
2. 見積書に記載されていない費用(お寺様のお布施や火葬場関係の志)が意外にかさみ、最初に聞いていた費用とまったく異なることもありえます。
3. 良心的な葬儀社なら、追加料金として加算させる可能性のある費用や葬儀社以外に支払う費用などについても事前に説明し説明してくれます。

1. 病院でお亡くなりになると、いつの間にか病院指定の葬儀社が現れて、商談を始めることがあります。
2. 病院にお世話になったからといって病院指定の葬儀社にご遺体の搬送や葬儀を依頼しなければならないという決まりはありません。
3. 動揺のさなか、初めて出会った葬儀社に「お任せします」といったところ、「ご遺体は【棺】に納めないと搬送できません。」なんて言われ、その場で提供された【棺】を購入してしまって過剰な請求を受けるケースもあります。　(このような葬儀社は誤りです。)
4. 事前に葬儀社を決めている場合は、「相談している葬儀社がある」と告げましょう。また、霊安室での指定業者による氏名や住所の記入依頼もお断りしましょう。

1. 互助会というと公的機関のようですが、れっきとした営利企業です。
2. 互助会に加入すると事前にお金を積み立てているので、もしもの時には積み立てた額だけではお葬式費用が足りないことが多いようです。
3. 互助会は解約も名義の書き換えも可能です。解約の際には、手数料を請求されますので、加入する前に、どけだけかかるか確認しときましょう。

1. 葬儀社によっては、（葬儀協同組合標準価格）とか（葬儀一般価格）などと称した料金表を提示して、「それより3割引、4割引します。」と説明するところもあります。
2. 葬儀業界にはそのようん（標準）や（一般）料金は存在していないのです。
3. いかにも安くなったと思われる値引きをしているかのように見せるための利用表を提示する葬儀社には気をつけましょう。（ご葬家の様子を見て値引率を変えたりしている可能性もあるからです。）